【口コミ紹介】メンタルフレンドとは?不登校の子どもへの影響7選

子どもが不登校となったときに、子どもの話し相手がいないことに不安を感じる保護者の方が多くいらっしゃいます。

そこで今回は、そんなときにオススメされる「メンタルフレンド」という制度についてまとめてみました。

ポイント

わたしたち不登校支援団体はてなーるでは、学校に行きづらい小学生〜高校生向けの無料カウンセリングを実施したり、
不登校に悩む方向けにインスタグラムの発信や無料相談を実施しておりますので、お気軽にお問い合わせください!

メンタルフレンドとは?

メンタルフレンドとは、不登校やひきこもりといった問題を抱える子どものもとに訪問し、
話し相手・遊び相手となってくれるお兄さん・お姉さんのことです。

こんな子におすすめ

  • 学校に行きたくても行けない
  • お友達と遊びたいけどうまく関係をつくれない
  • 不登校で話し相手がいない

自分ではどうしたらいいのかわからないモヤモヤや苦しさを、
子どもやご家庭だけで抱え込ませないようにする制度ともいえます。

様々な事情から、学校に行きたくても行けない、
友達と遊びたくてもきっかけがつかめない、
家に閉じこもりがちなどの子どもがいます。

メンタルフレンド(心の友)は、そんな子どもに対して、
お兄さん・お姉さんのような立場で一緒に遊んだり話し相手になったりしながら、
心の支えになってくれる人たちのことを言います。

荒川区HP

家族でも先生でも友達でもない存在

親であればつい感情的にあれこれ言ってしまったり、
心配の気持ちから先回りしてしまうときもあるかもしれません。

家族に対して自分の心の奥を見せるのは、
少し小っ恥ずかしいものです。

学校では先生がいますが、立場が圧倒的に上なので思ったことを素直に言えないことも多いです。

緊張感や、ストレスを感じやすい相手ともいえます。

同年代の友達も大切な存在であることに変わりはありませんが、
不登校の子どもの支援を担うことはできません。

不登校は非常に繊細な問題で、ひとりひとり不登校になった経緯や思いが異なるため、適切なケアが必要です。

そんなときに手助けとなるのがメンタルフレンドなどのななめの存在です。

子どもに寄り添いながら、子どものペースで関係性を築いていき、
適度な関係を保つことができるのがメンタルフレンドの魅力のひとつです。

メンタルフレンドが不登校児に与える7つの効果

メンタルフレンドは、不登校の子どもや不登校で悩むご家庭に多くの良い影響を与えます。

安心感を得られる

メンタルフレンドは、児童相談所職員(援助担当者)の助言、指導を受けています。

そのため、知識を持った年齢の近いひとと話をすることができるので、
気軽かつ話しやすい存在と繋がれることになります。

ポイント

・大学生に話を聞いてもらえることは子どもにとって安心感をもたらす。
・話せる相手がいるという安心感は、心の安定にもつながる。

自信の回復

不登校の子どもは、自信を失っていることが多いです。

これまでの失敗体験や、できなかったという記憶により、自己否定が強いお子さんがよくいます。

そういうときにメンタルフレンドを通して、
家族や先生以外の第三者に肯定されることで少しずつ自信を取り戻すことができるようになります。

ポイント

・メンタルフレンドといっしょに話したり、遊んだりすることで、自信を取り戻す。
・「自分という存在を見てもらえる」という事実は、子どもが自己受容するうえで大切なきっかけ。

社会性の向上

子ども、とくに小中学生は家か学校が世界のすべてになりやすいです。

その時期に不登校となると、学校とのつながりが希薄化していくことで子どもの居場所がかなり限られます。

そうなると学校で学べるはずの社会性が身につかないことを不安に思う保護者の方も多いです。

そこで、メンタルフレンドを通して家族ではないひとと話をすることで社会性の向上に役立ちます。

ポイント

・ひととの関わり方を学べる。
・コミュニケーション能力が高まる。

ストレスの軽減

不登校の子どもは知らず知らずのうちに心に思いを溜め込みやすいです。

それは、うまく発散させる方法が見つけられなかったり、
そもそもそういった心の変化に気づけるほど成熟していないから。

他人に話して自分の思いに気づくというのは大人でもあるあるじゃないですか?

ポイント

・不安やストレスの軽減。
・心の負担が減ることでリラックスできる。

学習意欲の向上

学校に行けないときに不安に思うのが、勉強の遅れや進路について。

メンタルフレンドはいっしょに勉強をすることもできます。

ひとりじゃない安心感から勉強への意欲が湧いたり、
ひとりひとりに合わせてサポートしてもらえるので安心です。

ポイント

・楽しく学ぶことで、勉強への興味を得る。
・自分のペースで学べる環境が整う。

ポジティブな思考の育成

ひとりでいると悶々と考え込んでしまいやすいです。

そこで、第三者的立場のひとと話せるきっかけが大切になってきます。

また、メンタルフレンドを派遣している自治体や児童相談所、学校とも連携しやすくなるので、
必要あらば支援をしてもらえるという安心感でチャレンジ精神と立ち向かう思考力が育まれていきます。

ポイント

・前向きな考え方が身に付く
・困難に立ち向かう力が育つ

友達作りのサポート

メンタルフレンドを通して、コミュニケーション能力が育成されることで、
他の子との関係作りに活きる経験を積むことができます。

ポイント

・新しい友達ができるきっかけを見つけられる。
・友達との関係が深まる。

メンタルフレンドの口コミ

メンタルフレンドを利用された方の声をお借りしてみました。

母親からすすめられたメンタルフレンドと一緒に外出するようになりました。

最初は知らない人とどこかへ行くことに抵抗がありましたが、
日中、家族や友だち以外の人と接したのは久しぶりの体験でした。

その一環で、メンタルフレンドが都内のサポート校の見学に連れていってくれたこともあり、
結局、そのサポート校に転入しました。

登進研

娘のメンタルフレンドさんは心理学を専攻している大学生で
NPO団体でも対応の仕方を学んでいたのもあり
娘は楽しい時間を過ごせたように見えました

何よりも親に話しても分かって貰えない
アニメの世界を語れるのが一番嬉しかったようです

ゆっくり、のんびり自分で幸せになろう

ポジティブな影響があったという声の一方で、

  • 訪問されるのに抵抗がある
  • 保護者が在宅していないと訪問してもらえない

といったことに悩まれている意見もありました。

はてなーるのご紹介

はてなーるでは、そんなメンタルフレンドのような存在を目指しています。

ただ、自治体や他の事業として行われているメンタルフレンドと異なる点は「完全オンライン完結」のところです。

そのため、ご自宅に訪問することもなく、保護者の方が不在でも対応可能であることが強みです。

かくいうわたしも不登校でした。

元不登校児として、誰かと会うのはハードルが高かったという自身の経験から、オンラインでの不登校支援事業を立ち上げました。

オンラインであれば、まずは画面オフから始められる。

オンラインであれば、家を出て学校の友達に会って気まずくなることもない。

オンラインであれば、スモールステップになると考えました。

わたしの思いはこちらに詰まっていますので、ぜひ併せてご覧ください。

わたしたちの思い

はてなーるでは、サードプレイス事業と個別伴走塾事業を実施しています。

詳しくはこちらの記事をご覧ください!

学習コースについて

サードプレイスについて


まとめ

メンタルフレンドは、不登校の子どもたちにとって心強い存在です。

心のサポートをすることで、安心感や自信を取り戻し、学校に戻る手助けをします。

不登校の子どもたちが笑顔で過ごせるよう、メンタルフレンドの力をうまく活用しましょう。

はてなーるでは、ご家庭まるごと伴走を大事にしています。

あなたからのご連絡お待ちしています。

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