学校に行けない理由がわからない時の親の対応方法

子どもが「学校に行きたくない」と言ったとき、どのように対応すべきか悩みますよね。

ここでは、その対応方法を考えてみましょう。

 

理由を問い詰めない

「学校に行きたくない」と言われたら、
内心動揺してしまう親は多いのではないでしょうか。

どうしたんだろう、と不安になりますよね。

しかし、そこで理由を詳しく問い詰めることは避けましょう

 

本人も気づけていない可能性があるから

学校に行きたくないと思う背後には
深い理由があるかもしれません。

本人も気づいていない感情や問題が影響している場合があります。

「モヤモヤ」「イライラ」「ドキドキ」

さまざまな感情が入り混じって、
本人も理解しきっていない自分の気持ちを問い詰められたら、責められているように感じやすくなります

 

話せたとしてもそれは氷山の一角にすぎないから

理由を話せたとしても、それは実際の問題や原因の一部にすぎません

「学校に行きたくない」という言葉に込められた思いは、
根深い場合がほとんどだということを認識していてほしいです。

 

 

休ませる

「学校に行きたくない」という気持ちは無視せず、
休ませることも重要です。

学校のストレスから解放されることで、
気持ちが落ち着くことがあります。

自宅で休むか、医療機関を受診するかは本人と相談しましょう。

 

自宅で休むでも医療機関を受診するでもOK

子どもの状態に応じて、自宅でじっくり休むことも重要です。

また、不安な場合は医療機関を受診して、
専門家のアドバイスを得るのも一つの方法です。

学校から離れることで、
気持ちが整理されることもあります。

 

「簡単に休ませたら休み癖がつくのでは…?」

と心配になる方もいらっしゃると思います。

 

しかし、子どもがつらいのは「今」です。

少し先の未来は、今があってこそのものなので、
まずは子どもを信じてあげると子どもはそれだけで安心できます。

 

仮病かもと思っても信じてあげる

「仮病かもしれない」という疑念があっても、
子どもの気持ちを信じてあげることが大切です。

信頼関係を築くためにも、子どもが言いたいことを尊重しましょう。

 

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休む日の過ごし方を相談する

休む日が続いてゲームばかりしていると不安になるかもしれません。

しかし、子どもに対して「本当は学校に行けるんでしょ」というプレッシャーをかけるのは避けましょう。

代わりに、子どもと一緒に過ごす日のスケジュールを相談してみるのはいかがでしょうか?

 

「本当は行けるんでしょ」伝えるのはNG

子どもが自由に過ごす日も大切ですが、バランスを保つためにも適切なルーティンを作ることが大切です。

ただし、子どもにプレッシャーをかけるのは逆効果です。

子どもにとって、家か学校が世界のすべてになりがち。

そんななか、学校に行けない状態の子どもには家が唯一の居場所になります。

そこで家でも自分のことを信じてもらえなかったり、疑われていたら居心地が悪く感じますよね。

子どもにとって安全な場であることを伝えてあげると、子どもの精神は安定しやすいです。

 

子どもと話しながら、ゲームや勉強の時間、あるいは家事を手伝うことを決める

しかし、学校を休んだ日にゲームばかりしていたら不安になるのも当たり前。

そこで、子どもとコミュニケーションをとりながら、休む日の過ごし方を相談しましょう。

ゲームや勉強の時間、家事を手伝う時間などを決めることで、バランスを保ちつつ子どもの意欲も促進します。

 

 

まとめ

学校に行きたくないという気持ちは無視せず、子どもの気持ちを尊重しましょう。

理由を詳しく問い詰めるのではなく、信頼関係を築きながら適切な対応をとることが大切です。

子どもの感情を尊重し、一緒に問題解決策を見つけるサポートをすることを心がけましょう。

 

 

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